Apple Musicを使って

10日目です。

個人的な感想としては、正直まだ慣れません。

こういったストリーミング制の音楽に慣れていないというのが

あるのと、やはり今までパッケージありきの

音楽だったため、果たしてこういった

音楽を聴くスタンスがよい事なのか、とためらってしまいます。

 

前の記事で大分興奮してしまいましたが、

この頃よく思うのは、これはまず普及しないだろうと

いう事。まず、代金が高い。980円・・・・約1000円として、

一年で12,000円。確かに他のストリーミングサービスとは

一線を画している程の曲のストックがありますし、

オススメしてくれるプレイリストなど、見るべき所は

たくさんありますが。

 

しかし、日本という場での今の音楽の

聴き方は10年くらい前とは変わり過ぎてしまいました。

今音楽をよく聞く層や、そして若い人達は

あまりに音楽=無料という概念に取りつかれてしまったという

感があります。YoutubeSoundcloudの隆盛、

特にYoutubeは大きな影響をもたらしました。

そういった世代の代表と言えばtofubeatsですが、

その話はまた。あまりこう書くと何ですが、

自分の頃は全曲フル試聴なんてなくて、主な情報源は

雑誌でした。ジャケ買いという行為も、今から考えれば

結構勇気のいる行動だったと思います。

 

そんな人達は今はほとんどCDというメディアに

お金を使わず、音楽というものに対しても

お金を使う事自体に消極的な気がします。

 

そんなリスナーが毎月980円も音楽に使うでしょうか。

そして、Apple Musicの最大の欠点は、

邦楽のストックがあまりに少ない事。

 

だから、もしストリーミングが流行るとしたら、

まだLINE MUSICの方が可能性はあると思います。

LINE MUSICの邦楽のストックはApple Musicよりありますし。

逆にApple Musicは洋楽の方が多く・・・・。しかし洋楽を聞く

若い世代が果たして多いでしょうか。昔から

音楽マニア(誤解を恐れずに言うと・・・・)のみが

洋楽を聞くという風潮はありましたし。

 

また、Apple MusicはiphoneiTunesで聞けますが、

強制的にUIが変わってしまいます。Apple Musicを使う層には

あまり問題はなくとも、使わない人にとっては、

嫌な感じが強いと思います。

 

そして、音楽の聴き方。果たしてストリーミング主体の

音楽の聴き方が普及するか。個人的には、やはり

難しいと思います。Youtubeに慣れている若い世代はともかく、

音楽とはCD、レコードというメディアを通して聴くものという

概念が強い音楽ファンにはあまり通じないのではないでしょうか。

自分も最初は楽しかったのですが、果たしてこれが

本当に正しいのか、と言われると、考えてしまいます。

先日クローズアップ現代でも音楽配信について

取り上げられました。そこで放送されたのは

ストリーミング一曲に付きアーティストに

支払われる金額。なんと、0.16円。

そして、CDアルバムを買った場合は総額で110円。

1000倍です。果たしてこういった環境で

ミュージシャンが育つでしょうか。ストリーミングは

音楽に対し、成長の可能性も秘めつつありますが、

衰退への可能性も秘めています。

 

しかし、このサービスはまだ始まったばかり。

これからの動向を見守る事が始まりだと思います。